コラム
2026.05.07
DEJIMA博‘26 潜入レポート
今年のゴールデンウィークにも恒例のDEJIMA博が水辺の森公園にて開催された。「チーム出島」のスタッフとしては行かずばなるまい、などと妄想気味に会場へ足を運んでみたのでその感想など。あらかじめ明言しておくが、当社出島の杜はDEJIMA博開催者からなんら支援も要請も受けておらず、はっきり言えば全くの無関係である。DEJIMA博関係者にご迷惑のかからないことを願う。
なかなかの人出であった。お笑いライブなども行われているが、主には食のイベントといってよく、日本各地から様々な名物が出店していて店によってはかなりの長蛇の列。普段は読書に最適なほど落ち着いた公園だが、この時は別世界である。おくんちや精霊流しといった伝統行事以外でこれだけの人が集まることは、長崎の人口減少による活気の低下を憂いる筆者としては感激ものであった。
それでいて大都市で行われる同種のイベントで見られるようなアクティブすぎる殺伐感はない。とんでもない人混みに揉まれ、疲れてぐずりだす子供をあやす両親の眉間に刻まれる深いシワ、これは少なくとも筆者が見る限りDEJIMA博会場にはない。人が多いといっても探せば座る場所はあるし、人気店の行列も我慢できないほどではない。こうしたオフィシャルなイベント会場にどういうわけだかテントを勝手に持ち込み、にわかキャンプに興じる家族が多数、という光景も大都市ではまず見られない。このあたりの余白というかある種の緩さが中核都市長崎の、また水辺の森公園というロケーションの持味であり、その持味がうまく生かされた良イベントといえるだろう。イベント会場は屋外ではあるが、アウトドアではない。
DEJIMA博は来年もまたGWに開催されることであろう。当社とは関わりのない商業イベントではあるが、もっともっと多くの人々に愛され長崎を活気づける一助となってくれることを祈るばかりである。
ちなみに筆者の第一希望だったハンバーガーは、ざっと数えたところ40人ほどが並んでおり断念した。代わりと言っては何だが、巨大ホットドッグを楽しんだ。写真はハーフサイズ。迷ったが倍のフルサイズは中高年男子にはキツい。また、数ある魅力的な出店の中で、わらび餅店の列が突出して長かったことをご報告しておきたい。なぜ長崎の民はそこまでわらび餅にこだわるのか、未来の長崎を占う新たな研究テーマとなりそうだ。 (スタッフ T.O.)